読書日記

「あんどーなつ」 西ゆうじ:著

TVドラマ「あんど-なつ」を2回ほど続けて見ました。
初めて見た後、本屋さんで、「小説 あんどーなつ」を見つけたので、買ってきました。
洋菓子職人を目指していた安藤奈津が、なぜか和菓子屋さん満月堂で、和菓子職人の道を歩き始めることになります。
人情味のあるストーリーも、浅草の雰囲気も、とてもい感じ小説です。
もちろんドラまのほうも続けて見ますよ。

私の場合、本屋さんや図書館で偶然手に取った本を読むことが多いので、新しい本や作家さんとの出会いも、流行とは関係がないことが多いです。
でも、これは、ちょっと違うかも…。

「おちゃっぴい」「神田堀八つ下がり」 宇江佐真理:著

ひさしぶりに、宇江佐真理さんの本を続けて読みました。
「おちゃっぴい 江戸前浮世気質」と「神田堀八つ下がり 河岸の夕映え」です。
それぞれ六つのお話ですが、同じ人物がいろんな役割で出てくるのも楽しいです。
味のある人たちがたくさんいて、泣いたり笑ったり怒ったり…。
お気に入りの2冊になりました。


「雨やどり」 半村 良:著

先日、半村 良さんの「下町探偵局」を読み直していたら、「雨やどり」が読みたくなった。
1973年から1974年に書かれたものが収録されていて、表題作は1975年に直木賞をとったらしい…。
図書館に行ったらあるかなと思っていたら、我が家の本棚にしっかりとおさまっていた。
文庫の表紙には見覚えがあるけれど、読み始めても内容に記憶がない。ページの後ろのほうに150と書いてあるから、古本屋さんで買い求めたのかもしれない。
いずれにしても初めて読む感覚で読み終えた。

古いとか懐かしいという感慨はない。
その頃の新宿の裏通りも、戦後間もなくのそれも、今のそれも、私は知らないから…。
でも、この本の中のそれぞれの人生、悲しくもあり、あわれでもあり、楽しくもあり、ほんの少しうらやましさもある。

「くますけと一緒に」 新井素子:著

ぬいぐるみの「くますけ」を手放せない小学4年生の成美は、いじめられ、両親にも受け入れてもらえない。
そして、両親が交通事故で死に、裕子さん夫婦に引き取られる。
結果、成美はくますけを部屋において出かけられるようになり、周囲からも受け入れられていく。
そう書くと、ほのぼのとしたお話のような気がするし、たしかにそうなんだけど、やっぱり怖いという気持ちがわいてくる。
でも、読後感は悪くない。

これは、平成5年に発行された文庫本で、久しぶりに読み返してみました。
最初にハードカバーで発行されたのは平成3年だそうです。
懐かしいというには、まだ新しい気がするのですが、それでもひと昔以上前に読んだ作品ということになるのですね。
過ぎてしまった時間は、なんだかはやく感じられます。

「下町探偵局 PART1・PART2」 半村良:著

これも、初めて読んだのは昭和59年頃の文庫です。
読み返すのは初めてではないけれど、はっきりと覚えている部分のほうが少なかったりします。

下町(しもまち)さんが、下町(両国)で開いた探偵局でのお話です。
それぞれ何話かずつに分かれながら続いていきます。
経理の正子さんも、探偵の北尾さんも岩瀬さんも風間君も、何かしら昔を抱えています。
いいことだけをしてきたわけではないけれど、いい人たち…。
そして、大家のおばあちゃんや、近所の悠さんたちも、愛すべき人達です。
悲しいお話もあるけれど、やっぱり希望もあって、読後感は悪くありません。

きっと、また、読み返す日が来るだろうと思います。



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