読書日記

読書日記 2009年の展望

2008年、新たな作家さんとの出会いがありました。
畠中恵さんとの出会いです。
お名前は、本屋さんに平積みされた「しゃばけ」シリーズで以前から知っていましたが、まるであまのじゃくになったように、一冊も読んだことがありませんでした。
でも、TVで見た「うそうそ」が結構よかったので、読んでみることにしました。
といっても、「しゃばけ」シリーズではありません。
「しゃばけ」シリーズは最初から読みたいけれど、図書館に「しゃぱけ」がなかったので(貸し出し中)、「まんまこと」から読みました。
気に入りました。
こうあってほしいと思う結末にちゃんと落ち着いてくれる、人の世の機微に触れた連作小説となれば、はまらないわけないです。汗
というわけで、続けて、「とっても不幸な幸運」を読みました。
こちらは、時代小説ではありませんが、根っこは温かいです。
ただ、私と同じような人は案外多かったのか、図書館では畠中恵さんの本が品薄になっておりました。
2009年も、引き続き読み続けたいと思っているので、今度こそ「しゃばけ」が見つかりますように。

2009年、お気に入りの作家さんの読んでいない本を読みながら、新しいお気に入りを見つけていきたいです。
一生のうちで、「出会えないお気に入りになれるはずの本」のほうが多いかもしれないけど、できる限り豊かな時間を過ごせるように、たくさんの本を読んでいきたいです。

クリスマスプレゼントの多肉は、こちらから日々更新中です。

「淑女の休日」 柴田よしき:著

休日をシティホテルで…。
旅行とか仕事ではなく、あくまでもシティホテルに泊まることがメインていうのは、今の私には無理ですね~。
ホテルのスパでくつろいだりプールにフィットネス、ホテルで食事してショッピングなんて、気持ちが負けてる…。

非日常だけど手が届かないわけではない世界と、庶民の私が体験することはないだろう世界が入り混じった事件、これはそんなミステリーです。

今日の多肉はこちらから。

ブックカバーがやってきました

某出版社の全員プレゼンとトに応募しました。
文庫本の帯についていたマーク?を2枚送ったら、希望の文庫本カバーがもらえるというものです。

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「グーグーだって猫である」の1,2巻を買って応募した私が選んだのは、もちろん↑です。
思った以上にかわいかったです。

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大島弓子さん自身もかわいいです。


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猫たちも、もちろん…。
猫が特別好きというわけではない私にも、やっぱりかわいいです


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スペシャルブックマークというのも同封されていました。
なんとなくうれしいです。

ここのところ発芽風景の記事が続きましたが、図書館で借りてきた本たちの読書のほうも順調に進んでいます。
新井素子さん、柴田よしきさん、栗本薫さん、そして初めて読んだ浅田次郎さん、静かで楽しい時が流れていきます。

遠藤周作さんの話

先日、家にあった遠藤周作さんの文庫本を読み返しました。本

「狐狸庵うちあけばなし」と、「ぐうたら好奇学」です。
どちらもエッセイ集で、書かれたのは1960年から1974年、文庫になったのは昭和56年と58年だそうです。
だから今とは何んとなく空気やにおいが違うという気がします。(漢字も、今とは違うけど…。汗
私の知らない戦後の雰囲気や、当時の作家の生活…。
でも、それは、古いというのとはまた別です。
世情が変わっても、忘れてはいけないことや変わらないことはありますよね。

私が遠藤周作さんの本を初めて読んだのは、それらの文庫本を買う前のことで「白い人」でも、「沈黙」でも、「海と毒薬」でもありません。
偶然図書館で見つけた「さらば、夏の光よ」という本でした。
夏の終わり=まぶしい季節の終わり=少しさみしげ…そんな感じが、なんとなく読んでみたい気持ちにさせました。そして、本の装丁も、なんとなくそれを感じさせるような風景でした。
残念ながら内容は覚えていないのですが、その本を見つけたときのことだけは、いまだも記憶に残っています。

その後、遠藤周作さんの文庫本を2冊買ったのですが、それは、彼の作品が気に入ったからではありませんでした。(気ににいらなかったわけでもないのですが…。)
その理由というのは、遠藤周作さんが、私がある時期好きで読んでいた作家さんの友人で、その作家さんのエッセイなどにも名前が出ていたから…。
だから、難しそうな代表作ではなく、あえてエッセイ集を選びました。
同じ理由で文庫本を買った作家さんに、安岡章太郎さんもいます。
そういえば、私がある時期読んでいた佐藤愛子さんも、遠藤周作さんとは友人でした。

遠藤周作さんといえば、某コーヒーのCMに出ていらしたのを、リアルタイムで見たことがある方もおられるのではないでしょうか?
最近、そのCMが流されていたのを見て、友人のお父さんが、遠藤周作さんに似ていたことなどを思い出し、懐かしい気持になったのでした。

「ハートの惑星」 陸奥A子:著

陸奥A子さんの描く少女まんがをリアルタイムで読んでいたという人は、私と同年代の人には結構いると思います。
その後も彼女はまんがを描き続けていて、私もまた、彼女のまんがをコミックスで読むようになりました。

彼女の本の中の少女たちも大人になっていき、時には私よりも年上であったりします。
でも、どこかに、変わらないものがあるような気がしています。
あの頃の想いを懐かしんだり、大人になった彼女たちの気持ちになったり、そういう時間が心地よいです。
 
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